Live with Passion!

本を読んで人生の成功者になろう!
<< ハゲタカが嗤った日―リップルウッド=新生銀行の「隠された真実」 | main | Google Earthは凄かった! >>
スポンサーサイト
0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    | スポンサードリンク | - | | - | - | -
    本の読み方 スロー・リーディングの実践 平野啓一郎
    0
      本の読み方 スロー・リーディングの実践本の読み方 スロー・リーディングの実践平野 啓一郎 PHP研究所 2006-08-17売り上げランキング : 957おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools

      今年89冊目。おススメ度★★★☆☆

      結論:「速読コンプレックス」から開放されます

      著者の平野氏は、1975年生まれ。京都大学法学部在籍中に雑誌『新潮』に投稿した作品『日蝕』が「三島由紀夫の再来」として注目を集め、同作品で1999年芥川賞を受賞しています。

      本書は、その芥川賞受賞作家によるスロー・リーディングの薦めです。

      本書の中に出てくるフレーズで印象に残ったものは以下のとおり。

      ・「量」の読書から「質」の読書へ、網羅型の読書から、選択的な読書へと発想を転換してゆかねばならない。

      ・速読家の知識は、単なる脂肪である。

      ・速読とは、「明日のための読書」。スロー・リーディングは、「5年後、10年後のための読書」である。

      ・ある作家のある一つの作品の背後には、さらに途方もなく広大な言葉の世界が広がっている。

      ・単に情報処理の速度を上げることが目的なら、読書は無意味。主体的に考える力を伸ばすこと。これこそが、読書の本来の目的である。

      ・とりわけ小説を読む楽しみは、自分だったらどうするだろう?と考えてみることに尽きる。それが人生の様々なシチュエーションに対応するためのトレーニングとなる。

      ・自分にとって本当に大切な本を、5年後、10年後、と折に触れて読み返してみる。その印象の変化を通じて、私たちは自分自身の成長のあとを実感するだろう。

      私よりも年下ですが、かなり厖大な読書量がある方だなぁと感じました(作家だから当たり前ですかね)。どちらかと言えば「量」の読書、網羅的な読書となっていた自分にとっては、考えさせられる部分の多い本でした。

      一読をお薦めします。
      | becomerich | 書籍(自己啓発) | 00:49 | comments(0) | trackbacks(0) | -
      スポンサーサイト
      0
        | スポンサードリンク | - | 00:49 | - | - | -









        トラックバック機能は終了しました。
             12
        3456789
        10111213141516
        17181920212223
        24252627282930
        31      
        << March 2024 >>

        このページの先頭へ